よくある質問(しつもん)

対応(たいおう)しているOSのバージョンはいくつですか。

 2022年5月現在、New Unbrickの動作(どうさ)確認(かくにん)をおこなっているOSのバージョンはつぎのとおりです。

 New Unbrick(よう)のデバイスドライバーは、LinuxのDynamic Kernel Module Support(DKMS)をつかって管理(かんり)しています。Linuxカーネル内部(ないぶ)のインターフェイスに変更(へんこう)がなければ、カーネルのアップデートに自動的(じどうてき)対応(たいおう)していきます。

マウスの(みぎ)クリックが必要(ひつよう)なときは、どうしたらよいですか?

 ペンを液晶(えきしょう)にタッチしたままにしておくと、(みぎ)クリックをシミュレートするように設定(せってい)しています。具体的(ぐたいてき)には、gnomeのアクセシビリティーの(みぎ)クリック機能(きのう)有効(ゆうこう)にしています。

$ gsettings set org.gnome.desktop.a11y.mouse secondary-click-enabled true

HDMIと液晶(えきしょう)同時(どうじ)につかうと、ペンでタッチした位置(いち)液晶(えきしょう)とあわなくなりました。なおせますか?

 コマンドラインでつぎのように入力(にゅうりょく)すると、一(たい)一で対応(たいおう)するようになります。

$ xinput map-to-output 'Esrille New Unbrick Touch Screen Pen (0)' DPI-1

ペンで操作(そうさ)できる範囲(はんい)液晶(えきしょう)のなかにかぎられます。モニターを使用(しよう)するときは、あわてせマウスも利用(りよう)してください。

Ubuntuで「システムプログラムの問題(もんだい)()つかりました」というようなメッセージが表示(ひょうじ)されました。

 そのままメッセージをとじてしまって、とくに問題(もんだい)はありません。Raspberry Pi(よう)のUbuntu Desktopは、公開(こうかい)されてから、まだそれほど時間(じかん)がたっていません。問題(もんだい)報告(ほうこく)すると、Ubuntuの今後(こんご)開発(かいはつ)(やく)だてられます。

New UnbrickのなかのRaspberry Pi 4Bをとりだせますか?

 Raspberry Piをつかった電子(でんし)工作(こうさく)()れているひとであれば、比較的(ひかくてき)かんたんにとりだせます。なかの部品(ぶひん)交換(こうかん)するときは、つぎの手順(てじゅん)でおこないます。

  1. マイクロSDカードを本体(ほんたい)からぬいておきます。さしたままだと、内部(ないぶ)部品(ぶひん)をとりだせません。
  2. New Unbrickの側面(そくめん)のネジをすべてはずします。
  3. エンクロージャーの液晶(えきしょう)がわのパーツをうえにもちあげて、はずします。
  4. あとは、ドライバーなどをつかわずに、なかの部品(ぶひん)をとりだせます。

内部(ないぶ)には、

がはいっています。とりだすときは、静電気(せいでんき)発生(はっせい)防止(ぼうし)する準備(じゅんび)をしてください。フレキシブルケーブルでメイン基板(きばん)とつながっている部品(ぶひん)もあります。無理(むり)(ちから)がかからないように注意(ちゅうい)してください。