ポインティング デバイス内蔵タイプ

　ポインティング デバイス内蔵タイプのNISSEをつかうと、マウス ポインタやマウス ボタンの操作もNISSEからおこえるようになります。ポインティング デバイスにはタッチセンシング アナログパッド (TSAP)を採用しています。

　写真の左[FN]キーの下がわにある、まるいユニットがタッチセンシング アナログパッド（TSAP）です。アナログパッドに指がふれているあいだは、キーボードのいちぶのキーがマウス ボタンとして機能します。マウス ポインタをうごかすときは、アナログパッドをスライドさせます。

ご注意: タッチセンシング アナログパッドは標準ではNISSEに内蔵されていません。ご購入のさいには、追加のオプションからタッチセンシング アナログパッドを選択してください。

アナログパッドにふれているときのキー レイアウト

　アナログパッドに指がふれているあいだは、キーボードのいちぶのキーがマウス ボタンとして機能します。アナログパッドの操作中も、[SHIFT]や[CTRL]といった修飾キーは同時につかうことができます。

　タッチセンサーがアナログパッドに指がふれれていることを検出していると、いちばん右がわの青色のLEDも点灯します。

アナログパッドの感度設定

　マウス ポインタはアナログパッドの操作量に応じた速度でうごきます。アナログパッドをすこしだけスライドしたときは、マウスカーソルはゆっくりとうごきます。アナログパッドをおおきくスライドさせたときは、マウス ポインタははやくうごきます。

　アナログパッドの感度は４段階で調整できます。感度を変更するときは、アナログパッドにふれながら、[F9]から[F12]までのキーをおします。感度を１から４にあげるにしたがって、マウスカーソルがよりはやくうごくようになります。こまかな操作をするときや、アナログパッドの操作になれていないときは、パッド感度を１(初期設定)に設定しておくと操作しやすくなります。

　現在の感度の設定を確認したいときは、画面上でキーボードからの出力を確認できるように、「メモ帳」などのテキスト エディタを起動してIMEをオフにした状態で、[FN]-[F1]をおします。

　さいごの「pad」ではじまる行に、現在の感度設定(n)、感度(n/n/n)、タッチパッドの原点位置(n, n)が表示されます。アナログパッドの原点位置は、パッドから指をはなしているときに自動的に調整されていきます。